やっぱり愛し、京都

Masako Yoshimura Kyoto blog                                                          
京漬物 福田本店
  
京都の食文化研究、今回は二条寺町にあります
『京漬物 福田本店』さんにお邪魔し、代表の
福田正夫さんとお話しさせていただいた時のこと
を綴らせていただきます。

 
「お漬物は彩りもよく、家庭を幸せにする
スパイスのような存在」と表現された福田さん。

お漬物は添え物であるけれど、京都では昔から
食卓に欠かせないものでした。
京都ではお漬物屋さんが今でも100件以上あり、
福田さんは京都の歴史的な背景からもより良い
ものを作ろうとする気質が皆にあり、研究熱心
な人が多いとお話されました。


お漬物に使われる野菜はものによって水分量も
違うので伝統的でシンプルな手法で作るから
こそ、ある一定のものに仕上げる難しさが
あるそう。
そこには日々の研究を重ね、熟練された職人
さんであるからこそできる技が必要とのこと。

素材を吟味し、切磋琢磨し、その素材の良さを
生かして作られた本物であるからこそ、京都の
お漬物は美味しくて魅力的と言われるのですね!

そして、本物のお漬物の魅力は、食物繊維も
豊富なうえに発酵食品ということ。健康、
美容食であるという点も見逃せません。

けれども、最近では家庭の食卓の変化で
お漬物自体が上らなくなってきているようで、
小学生の体験授業などで来て、初めてお漬物を
食べて美味しいと気に入る子供が多いそう
なのです。せっかくのおいしい、良いものを
食べる機会が家庭で減っているのは残念で、
もったいないですね。。
でも、美味しいものは子供たちにもちゃんと
わかるのですね!

ごちそうを食べた後のお漬物とお茶漬け、
これほどホッとして食べている食べ物は
ないなぁとお話をお聞きしながら、そんな
ことも思い出し、お漬物の魅力を再認識
させていただきました。

色とりどり、色々な魅力を持つお漬物、
これからももっともっと食べられると
いいですね!!
使い方も色々考えていきたいなと思います。

 
18:01 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |
大西漆器店
 
京都の食文化研究、今回は東山三条にあります
『大西漆器店』さんにお邪魔し、大西典子さんに
お話を伺ってきました。

優しく温もりを感じる漆器。
磁器や陶器とはまた違う女性的な優美さを放ち、
食卓を品よく整えてくれるところが素敵で好きです。

漆器に囲まれた店内は、ゆったりとした時間が
流れているようで、その中で漆器の魅力を
語ってくださった大西さん。お話を聴いて、
もっともっと、持っている漆器を上手く活用
していきたいなと思いました。

漆器を慈しんで扱っている時は、世の中が便利
になっていながらも忙しさに追いやられて心や
感覚を奪われているような中では決して感じ
られない心豊かな時間だと大西さん。
たくさんお話を伺っている中で、柔らかく
語られてたのが印象的でした。
漆器の魅力をますます感じさせていただき
ました。これから、漆器を扱う時、このお話を
思い浮かべながら私ももっと豊かな気持ちに
なれそうです。

向き合い、丁寧に大切に扱うことが、心を豊か
にするということを教えていただきました。
そういう時間を大切にしていきたいですね。
11:45 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |
佐々木酒造

京都の食文化研究、今回は日暮通椹木町に
あります佐々木酒造さんにお邪魔し、
社長の佐々木晃さんにお話しを伺って
きました。

京都のお酒といえば今も造り酒屋が軒を連ねる
伏見のイメージが強いのですが、洛中(京都
市内)にはその昔、350軒ほどの造り酒屋が
あったそうで、実は京都のお酒の起源は
洛中だったとか。
年貢米が京都に納められ、質のよいお米が
集まったからだそう。
今、京都市内に残る造り酒屋は2軒。
そのうちの1軒が佐々木酒造さん。
佐々木酒造さんの家訓は『よい酒をつくり、
事業を継続し次の世代へ渡す』ということ。
その家訓が確実に受け継がれているから
今がある。


お酒の様々なブームがある中でも、堂々と
佐々木さんはとにかく流れに任せておけばよい
とされていて、
「日本酒は好きな人に気楽に飲んでいただけ
たらよい。日本酒の魅力はお酒を酌み交わし、
人と人との距離を縮める役割をする飲み物
なんです」
よいものを作り、継続させ、楽しく飲んで
もらう。
他にも色々なお話を伺い、こちら
でもまた、
おもてなしの
本質を教えていただきました。

日本酒の本来の楽しみ方と気楽に飲むと
いうことを作り手の佐々木さんから教えて
いただいた私は日本酒をますます好きに
なりそうです。

「日本酒にうんちくはいらないよ」と
難しいことを語らずに伝えてくださった
佐々木さんのお人柄がまた、日本酒好き
の人を増やしていくのだろうな、そんな
ことを感じました。

秋の飲み比べセット、楽しませて
いただきます!
12:10 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |
塩芳軒

京都の食文化研究、今回は黒門通中立売にあり
ます和菓子の『塩芳軒』さんへお邪魔し、
専務取締役の高家啓太さんにお話しを伺って
きました。 

和菓子は想像を楽しむお菓子であるというお話。
生菓子をいただくときなどは、頭の中にその季節、
情景を想い味わっている私にとって、共感できる
ことが多く、和菓子の魅力をより鮮明にすること
ができました。

左)お土産にした落雁の『小口』 
右)青い毬栗に見立てられた生菓子

代々続いているお菓子は想像を働かせることで
時代を超えて共有できる力を持つ食べ物である
というお話も興味深く、昔から続いている味、
ものにはそういう役割があるのだということ
にも心が温まりました。

代表銘菓 創業時からの焼饅頭『聚楽』 

想像できる感覚があってこそ、読み取ることの
できる和菓子の世界。
感覚は環境によって育てられるのであれば、
いかに環境が大切かということもお話を伺って
いる
中で考えさせられました。

近代化、欧米化が進む我が国ですが、その価値観
を次世代へ伝えていくには季節感、感覚が研ぎ
澄まされるような環境、生活スタイルが大切で、
日本古来の生活様式を見直すことも、本来持つ
誇らしい美しい日本の文化や食を守るためには
必要なのだろうなと改めて考えさせられました。


和菓子はいただくのも大好きですが、みている
だけでも
心豊かになれますね♪
塩芳軒さんの和菓子は、味わい深く、また上品
で癒されます。

百味展にて 秋を描かれたお干菓子の展示には
うっとりでした♪
17:36 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |
萬重

先日、京都の食文化研究、今回は西陣にあります
京料理『萬重』さんにお邪魔し、若主人の
田村圭吾さんにお話しを伺ってきました。

田村さんも和食のユネスコ無形文化遺産登録に
ご尽力をされたおひとりで、また、小学生など
への食育活動にもお力を注がれています。
おもてなしのお考えをお聞きしたり、海外から
見た日本のこと、日本の食文化の危機などに
ついてお話をいただきました。
今後の指針になるような大切なお話を2度に
渡って沢山伺い、共感させていただくことも
多く、また温かいご協力もいただき本当に
感謝しております。

暖簾をくぐり、石畳を通り抜け、迎えていた
だいた先、数々の美しい絵画にも迎えられ、
通していただいたお部屋は緑が美しいお庭の
見えるお部屋でした。
雨に濡れた木々や苔がしっとりとキラリ、
お庭も絵画のように美しく輝いていました。
その中で、ゆったりと一品一品、季節感
たっぷりの美味しい会席料理。おもてなしの
深さを感じせて
いただきながら、落ち着いた
ひとときを過ごすことが
できました。

20:14 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |
平等院表参道 竹林

京都の食文化研究の取材に同行させていただく
機会に恵まれ、宇治にあります京料理の
『平等院表参道 竹林』さんにお邪魔
して
きました。

ご主人の下口英樹さんに色々とお話しを伺い、
和食が世界で
認められるまで時間をかけて
活動されてきたことや、京都の
お店が代々
続いていくことができるのは地域密着で支え合う
力が多く人が温かいからだということ、京料理は
クラシック
のように見えるが実は時代に合わせて
最先端のものを追及し
進化し続けているので
モダンなんだということを教えて
いただきました。
他にもいろいろ。
京都人でありながら、お話を聞いて、はっと
気づかされ納得
することが多く、お話に惹き
込まれた時間でした。

お話を伺った後は宇治川と青紅葉などの素敵な
景色の見える
お部屋で、季節のお料理が詰まった
お弁当を美味しく
いただきました。お抹茶を
使ったお料理で宇治を、香りの
よい松茸ご飯で
秋を、しっかり感じてきました。

20:06 | 京都の食文化研究 | - | trackbacks(0) | - | - |

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